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平成19年度 前期 各種検定対策講座・研修会
日 時:平成19年5月26日(土)13:00 - 16:30
場 所:大阪文化服装学院 すみれホール
司 会:真脇郁子
  1. 開会挨拶:野中一男
    ・日本ファッション教育振興協会大阪支部・支部長、PM検定委員長、本部役員会理事就任予定
    ・マロニエ文化学園副理事長、マロニエファッションデザイン専門学校校長

    4月の支部総会において、西口前支部長の退任に伴い、野中前副支部長の支部長就任が決定し、2年間の任期で活動を開始した。4月の就任以来、大阪支部のホームページ開設と加盟各校のメールアドレスの整備を行ない、円滑な情報伝達を可能にするために調整作業を行なっている。この前期各種検定対策講座・研修会は大阪支部がここ数年続けている、各種検定試験の模範解答の配布と解説が学校教育に有効であるとの認識が広まり、年2回の大阪支部研修会への参加者が増加している。大阪支部加盟校を始めとして府下、京阪神地区のファッション関連教育機関からの要請をうけて今回も、昨年秋に実施した各種検定試験の標準解答の配布と、特に色彩検定とPM検定に関する今年の受験対策を前半でお聞きいただき、後半は東京から宮里あんこ先生に「マイフェアレディの舞台衣装」と題して講演いただくことになった。長時間になりますが、最後までご研修ください、と締めくくった。

  2. 講演1:松下美恵子
    ・日本ファッション教育振興協会ファッション色彩検定委員
    ・大阪文化服装学院副校長

    松下氏は、昨年後期よりスタートしたファッション色彩能力検定試験3級の立ち上げ段階から委員会に参加し、第1回のF色彩検定3級の試験問題を作成したが、3級検定は基本的な内容で構成し、2級でファッションに特化した問題を主体として構成するという構想のもとに実施した結果、内容的に簡単すぎるのではないかとの意見が多く、今年前期のF色彩検定3級試験の内容に関しては様々な意見を参考として作成をしているが、急に内容を難しくするというのではなく、問題数を増やす方向で色彩能力の考査を行なうことで進んでいる、との報告があった。今年度秋スタート予定のF色彩能力検定2級に関しては、現在2級対応のガイドブックが印刷中であり、まもなく皆様の手元に届く予定である。試験内容については現在審議中であるとの報告があった。

  3. 講演2:野中一男

    野中氏は振興協会PM検定委員長として、検定の立ち上げから現在に至るまでパターン検定のまとめ役として長年担当してきた。過去に日本全国で実施されていた様々な流儀のパターン教育をすべて取り込みながら、現在のファッション業界で通用する最新技術を前提とするパターン教育の模範を検定試験を通して普及させることに成功している。何何方式と称される洋裁学校の系列ごとに異なるパターン教育の方式を超えて、企業人として必要なパターン能力を前提とする知識、技能の検定を行なったことで、今日ではほとんど全国のファッション専門学校で受験されるようになり、この検定に合格することで就職や募集を有利に展開する方向で積極的に活用されるようになった。昨年6月のPM筆記試験問題と縮尺実技問題の解説、9月のPM実技試験の解説、さらに昨年8月と9月末のPM1級実技試験の解説。2007年PM検定の概要と注意事項の解説を行なった。大阪支部では7月29日(日)にPM1級検定講習会を実施予定で、すでに40数名からの応募があった。

  4. 講演3:宮里あんこ
    ・株式会社あんこ

    長年にわたって「マイフェアレディ」の大地真央さんの衣装を担当されている宮里先生に、大地さんがマイフェアレディで実際に着用した衣装、アクセサリーなど10数点を持参していただき、舞台衣装のデザインからパターン、製作まで、宮里先生独自の視点で、目から鱗が落ちるようなアイデアの数々を披露していただき、特に舞台衣装で重要なシルエットと運動性の問題について、通常のパターンとの違いを指摘するだけでなく、一般的な衣服への応用として、動作が楽に行なえるパターン作りの解説も聞く事ができた。マイフェアレディの舞台のビデオと、デザイン画、実物、内部のしかけ等など、舞台衣装ならではの工夫と難しさを実感する講義となった。

以上
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